うかべん大阪#7 レポート

  • 会場入り
    • 前夜のうちに大阪に着いていたので、ホテルを遅めに出ても、9時過ぎには御堂筋線なんばに到着。
    • OCAT 地下の喫茶で朝刊(前日のビンラディン容疑者殺害が一面トップ)を読みつつ時間を潰してから、9時半頃に会場へ。
    • 会場近くで犬死朗氏、らいす氏と合流して、会場へ入r……あれ、まだ鍵も開いてない。どうやら早すぎたようだ。
    • と、ほどなくして主催のぽな氏が到着。会場入りして、設営をちょっとお手伝いするなど。
    • 電源延長ケーブルがアースピン付き3Pのものが2つ。3P−2Pコネクタは1つ。どうしよう……と、次の瞬間!
    • そこには、手でアースピンを「ボキンッ」と折るぽな氏の姿が……*1
    • そんなこんなで受付もはじまり、今回も席がほとんど埋まる盛況ぶり*2
    • 名札については、どういう訳か、こいつ→(◕‿‿◕) タイプのものを渡されました。せっかくなので、NOB の O を口の辺りに書いてみました……馴染んでるわw
  • ここからが、本編のレポート
  • 謎の台湾人りすな氏の講演「うにゅうとツンデレ」。
    • キャラクターが二人いることを活用した効果的な感情表現についてのお話。
    • と銘打ちつつも、内容としては、キャラクターの無意識に追いやられた人格「シャドウ(影)」についてがメイン。
    • ご自身も話されていますが、ゴーストそのものにシャドウを取り入れるのは結構面倒そうな……
  • お昼休憩をはさんで、しらたま氏の講演「SAORIの紹介〜call_func.dll」。
    • ここでいきなり違ったテーマとなり*3、実例を交えた call_func.dll の紹介。
    • 今までの、ベースウェアの機能強化、独自 SAORI の作成といった選択肢以外に、これ+辞書への記述だけで、それなりのことができてしまう訳で。
    • しかし、使いこなすとなればそれなりの技術スキルは必要になるし、SAORI を作るのとどっちが良いかとなると、少し悩みそう……*4
  • 畝傍氏&ぽな氏のワークショップ「デスクトップマスコット30分クッキング(ガチ)」
    • ゴーストに別モード(ソロモード)を追加してみよう、という実演を含めたワークショップ。
    • 実演の前に、シェルをどのように依頼するか、というテーマでお話。ラグの無い方法(チャットとか、実際に会うとか)はかなり有効みたい。
    • ちなみに、うちの場合は、マスターシェルは自作だし、追加シェルも依頼して描いていただいたものは無いので、紹介できる事例は無いなぁ……
    • これは初めて知ったのですが、SSP と猫どりふを同時に使うと、Vista/7 では落ちるらしい(原因も分かっているとか)。
    • で、実演はというと、用意していた PC がフリーズしてしまい、できずじまい……
  • ちてたんの講演「シェル作成に関して」
    • わくおつー。
    • まずは、シェルで半透明を実現する PNA と、αチャンネル付き PNG の違いについて。
    • 今では、浮子屋氏が作成した「ふちどり。」のおかげで、PNA の作成も手間ではなくなっています。確かにあのツールは大変便利なので、もっと広まってほしい*5
    • αチャンネル付き PNG は、PNA 変換作業が要らないし、ファイル数が減らせるけれど、使用できる環境が少ないのが難点*6
    • ちなみに、シェルの descript.txt に seriko.use_self_alpha,1 と書く必要があった、ような。
    • 「バックグラウンドアニメーション」は、古い SSP を使っているユーザさんから少なからずバグ報告が来るので、結局断念したのだとか。
    • 個人的には、新しい SSP をもっと積極的に使おう!派です。バグがあって安定しないからという意見もあるけど、バグは叩いてなんぼ、むしろ使われないことでバグが潜む危険性もありますし……
  • ぽな氏の講演「実例に見る、軽いけど凄い?伺かゴーストの作り方」
    • この枠の直前に、時間が押しているので、ディスカッションとどっちが良いかとなったのですが、こちらになりました。そりゃそうですよねー。
    • 実は正直、このタイトルを見て内容に期待していた一方で、嫌な予感がしたので、何か無茶振りされてもいいように、一応話すことを考えていたのでした……
    • ただ、勉強会開始前に、犬死朗氏には「話を振る」という申し合わせをしていたのに、自分にはそういう話が無かったので、あれ?と思いつつもちょっと安心していたら。
    • 「……NOBさん。」「はいっ?*7」 やっぱりキター。
    • 補足すると、月齢や新月・満月の日付、それに月の出入時刻は、他の方が公開されているコードを使って近似計算で求めていますが、旧暦日付はテーブル参照です*8
    • このコードを AYA のスクリプトに移植するのは、AYA が C 言語ライクとはいえ大変でした。最初はうまくいかずに、SAORI を作って逃げたくらいですし。
    • 最後は時間がかなりギリギリになってしまいましたが、勉強会も無事終了。お疲れさまでした。
  • 懇親会にも参加しました
    • 同じ建物内の中華料理店でコース料理。お酒はビールのみにするつもりが、紹興酒も多少口をつけてしまい、これが後で効いてきて……
    • 「辞書を覗くと、目が痛くなってしまうゴーストの人です。」 略歴?何のことでしょう(ぇ
    • まぁ、うちがゴーストでやってきたことが間違って無かったかな、とちょっと思えただけでも良かったです。
    • 終了後は、帰宅組やカラオケ組とは別れて、OCAT 地下の喫茶で時間を潰しつつ、二次元と三次元の境界の将来などについて話に花が咲く。
    • 21時半閉店で店を出て、JR難波から天王寺→鶴橋→大阪というルートで。
    • ここでも、伺かゴーストの現状についての話や作成中のデモなど、どれも非常に興味深かったのですが、先述の紹興酒のせいか頭が痛い……あの時に素面だったらなぁと。
    • 大阪駅で別れた後は、きたぐに号での長旅に備えていろいろ買ったり、家に連絡したり、入線したきたぐに号を撮ったりで、気づけば発車時刻の23時27分に。

*1:良い子のみんなは真似しないでね!

*2:最終的には、45人が来場したとか

*3:これもまたうかべんらしいところではある

*4:コンパイル環境が要らないというのは、メリットになるかもしれないけれど

*5:使用するには .Net Framework 3.5 SP1 が必要なので注意

*6:SSP 2.01.41 Fullset (2008-07-27) 以降で対応

*7:思わず疑問形風になってしまった

*8:辞書の中に、1951〜2050年までのデータが入っています